九州

【南九州の楽園!】鹿児島県に行くなら知っておきたい魅力5選

鹿児島県、そこは活火山の荘厳な姿と澄み渡る蒼天が織りなす壮大な風景が、訪れる者の心を魅了します。活気あふれる都市から神秘的な自然まで、南九州が誇る魅力をご紹介します。

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落ち着ける雰囲気を味わいたい…

クロフク

そんなあなたには鹿児島県がぴったり!

本記事では、鹿児島県を観光するなら知っておきたいおすすめスポットを5つご紹介します!

そもそも鹿児島県ってどんなところ?

鹿児島県は九州の最南に位置する都道府県です。

土地面積は9,186.33㎢と日本第10位であり、西日本最大の大きさを誇ります。

また、その広大な土地から山の幸・海の幸両方において豊富に恵まれた場所でもあります。

さらに、今なお噴火を続ける桜島や、西郷隆盛率いる薩摩藩が過ごした武家屋敷など、壮大な自然や歴史が残る土地でもあります。

鹿児島に行くなら知っておきたいスポット5選

それでは、鹿児島県に行くならぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットを5つご紹介します!

1.【鹿児島が誇る活火山!】桜島<鹿児島市>

桜島は鹿児島県が誇る活火山であり、今なお噴火を続けています。

そのため噴煙が上がっており、天気のいい日には蒼い空に真っ白な煙が映える絶景を見ることができます。

元々はその名の通り「島」でしたが、1914年の大正大噴火により陸続きとなりました。

この噴火により今では自動車で桜に上陸し島を回ることができます

そんな桜島ですが、このような過去・現在があるからこその一風変わった風景を見ることができます。

大噴火で埋まった鳥居

大正大噴火による火山灰・軽石が堆積し、上部まで埋まった鳥居「黒神埋没鳥居」を見ることができます。

この鳥居は高さ3mあるそうで、対象大噴火の凄まじさを実感します。

溶岩がつくりだす黒い地

流れ出した溶岩がつくった黒くゴツゴツとした風景は、日本とは思えない不思議な感覚を味わうことができます。桜島の「溶岩なぎさ遊歩道」は日本の遊歩100選に選ばれており、歩きながら一風変わった景色を楽しむことができます。

活火山に必要不可欠な存在

噴火が起きた際に身を守るための退避壕は、活火山だからこその風景です。日常ではあまり見られない景観を回るのも面白い体験です。

煙吹き立つ絶景も忘れずに!

なんといっても白い噴煙とそびえたつ山がつくりだす絶景は忘れられません。展望台も複数あるためぜひ様々な方向から多様な姿を眺めてみてください。

他にも桜島には名産の「桜島だいこん」など、食の魅力もいっぱいです。

2.【国宝にも指定!】霧島神宮<霧島市>

「霧島神宮」は天照大御神(アマテラスオオミカミ)の孫「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」が祀られた神社です。

本殿や拝殿等には色鮮やかで特徴的な絵画や彫刻が多く残されており、特に本殿にある彫刻の龍柱は薩摩藩の特色が色濃く表れています。

これらが評価され、霧島神宮の本殿・幣殿・拝殿は国宝に指定されています。

御神木には神様が…!?

また、御神木の上を見ると、烏帽子を被った人の姿が見られます。こちらは故意にかたどったのではなく自然に生まれたもので、神様といわれているそうです。

3.【火山地形ならでは!】地熱を味わう砂むし温泉<指宿市>

鹿児島県は桜島を筆頭に火山地形の地域であり、日本屈指の温泉地です。

その中でも指宿の砂むし温泉は、世界でも有数の海岸沿いの砂浜に湧く温泉を利用した温泉で、場所によっては海岸の景色やさざ波と共に温泉を楽しむことができます。

このように、海岸沿いから湯気が立つ不思議な光景を見ることができます。

いざ砂風呂へ!

今回は「山川砂むし温泉「砂湯里~さゆり~」」さんにお邪魔しました。

浴衣に着替え全身に砂をかけてもらい、15分ほどこの状態でゆっくりとします。初めは暖かい砂だなくらいしか思っていませんでしたが、だんだんと体の芯が暖まる感覚がして終わるころには汗だくだくでした。

蒸された後は蒸された食べ物を!

施設の横には地熱で蒸された卵や野菜が売られています。

海岸を見ながら蒸し卵を片手に火照る体を冷ます時間は、なんとも言えない至福の一時でした。

砂むし温泉を楽しめる場所は他にもたくさん存在するため、ぜひご自身に合う場所を探してみてください。

「砂湯里~さゆり~」は施設横ののり面が崩れたため、現在休業中だそうです(再開は2024年予定)。詳細は公式サイトをご確認ください。

砂風呂だけじゃない…!?

鹿児島県は砂むし温泉だけでなく、湯につかる温泉も多く存在します。

県の玄関口である鹿児島空港には無料で楽しめる足湯があり、温泉が鹿児島を誇る魅力であることを象徴しています。

4.【薩摩の小京都】知覧武家屋敷庭園<南九州市>

南九州市には歴史的遺産が複数残っており、知覧武家屋敷庭園もその1つです。

薩摩藩の武家たちが過ごしたこの場所は美しく落ち着いた景観を持っており、「薩摩の小京都」とも称されています。

また、その優れた景観から国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。

さらに、同地区内の7つの庭園が国の名勝としても指定されています。

この素敵な街並みをゆったりと散歩して、忙しい日常を少し忘れてみてはいかがでしょうか?

茶屋等のお店もあり、優しい雰囲気の中で美味しい名物をいただくこともできました。

クロフク

私は鹿児島の郷土菓子「げたんは」(左)をいただきました!

5.【誰もが知るあのアイスの!?】しろくま<鹿児島市>

全国のスーパーやコンビニで見かけるアイス「しろくま」。発祥は鹿児島県のかき氷って知っていますか?

大盛りの氷にたっぷりの練乳やフルーツが乗ったかき氷「しろくま」は鹿児島に行ったら一度は食べておきたい名物の1つです。

たっぷりのフルーツがのっているのが特徴で、フワフワな氷と甘いフルーツ・練乳がよく合う絶品です。メニューも豊富で他では見たことないかき氷を味わうこともできます。

元祖しろくまである「天文館むじゃき」をはじめ、複数のお店でいただくことができるため、ぜひ鹿児島に行った際は堪能してみてください!

個人的には普通サイズが非常に大きいため、誰かと一緒に食べるかミニサイズがおすすめです。

クロフク

上記の画像はミニサイズのものです!

まとめ

鹿児島県の魅力、少しでもお伝えできたでしょうか?

鹿児島県に行くなら立ち寄ってほしいスポット
  • 1.【鹿児島が誇る活火山!】桜島<鹿児島市>
  • 2.【国宝にも指定!】霧島神宮<霧島市>
  • 3.【火山地形ならでは!】地熱を味わう砂むし温泉<指宿市>
  • 4.【薩摩の小京都】知覧武家屋敷庭園<南九州市>
  • 5.【誰もが知るあのアイスの!?】しろくま<鹿児島市>

少しでも鹿児島県に興味を持ってくださった方は、ぜひ本記事を参考に足を運んでみてください!